ブログトップ

ぬいものや 澤

桜華

大好きだった叔母が亡くなりました。

とても器用でなんでも出来て、

たくさん働いて、

家族のために尽くして、

尽くして。




妹とお揃いの洋服を縫ってくれて、ワンピースも何枚あったことか。

小さな頃は、それが当たり前だった。

それがどんなに幸せな事だったことか。


製菓店の合間に洋服のお直しをしたり、小物を作ったり。

何十年とミシンをかける手は見事に同じ方向へと曲がっていた。


病室のドアをたたいたその時、息をひきとった。。。

少しひんやりした手を握っておつかれさまと声をかけた。

満開の桜がはらはらと舞う、気持ち良く晴れた日だった。


叔母に、「桜華~」と名がついた。
[PR]
by r-style-sawa | 2011-04-28 23:42 | 再生